（１４）達弥西心のわかりやすい話「食」

ひとり歩きの伝踵とは、自分の思いや願いの足跡を伝えていくことです。そのプロセスを「ひとり歩き」と呼んでいるのです。

みーちゃんはとってもうれしくて『のあな』を「ゴクン」とのみました。
「のあなさん、ありがとう」とおもいながら…
おしまい

みーちゃんはおとうさんをにこにこしてみています。
「あれ、今日のご飯は特別おいしいなー」
「やったー」
みーちゃんとお母さんは顔やわ見合わせてにっこりしました。
「みーちゃんとおかあさんで『のあな』ぴかぴかにしたから、のあなのかみさまがよろこんで、おいしいごはんにしてくれたんだよねー」
「そうかーみんな、ありがとう」

「じゃ、みんなでいただきまーす」

「ただいまー」
「あ、おとうさんだ。おとうさーん、おかえりー」
「おとうさん、今日ね、みーちゃんごはんのお手伝いしたんだよ」
「そうか、それはたのしみだな。おとうさんおなかぺこぺこだ」